水道修理業者にできること~ウォーターレスキュー

水道修理業者として開業に必要な資格・資本金があるのかを調査しました。

水道修理業者が開業するための必須条件は、水道局指定業者の要件を満たすための国家資格などを取得することで、最低でも3年以上の実務経験がないと開業できません。開業資金は100万円~で、コンスタントに依頼を獲得できれば年収1,000万円以上も可能な職業です。

開業の必須条件を解説!
水道修理業者になるために
必要なもの

水道修理業者は地域密着型の小規模業者が多く、市外や県外の業者も選択肢に入れると依頼できる業者の数がとても多いです。
スピード駆けつけや手厚いアフターサポートを重視する場合は、近隣に拠点を置く地域密着型業者がおすすめですが、小規模業者を利用しても問題ないのでしょうか?

 

水道修理業者が開業するための必須項目を見ると資金力がなくても開業可能ですが、相応の経験と資格を持たないと水道局の指定業者として開業することができません。

 

開業に必要なこと

水道修理業者の開業に必要な条件

 

水道修理業者には指定業者と非指定業者があり、非指定業者は届出や認可不要で開業できますが、作業できる範囲がパッキン交換・蛇口交換などに限定されてしまいます。
幅広い不具合に対応するためには、水漏れの症状で必要になりやすい指定給水装置工事事業者と水つまりの症状で必要になりやすい指定排水設備工事事業者に登録しないといけません。

 

指定給水装置工事事業者の指定要件 指定排水設備工事事業者の指定要件
  • 給水装置工事主任技術者を置く
  • 給水装置工事に必要な機械器具を所有
  • 欠格要件に該当しない
  • 営業所ごとに指定設備工事責任技術者がいる
  • 指定を受けたい都道府県内に営業所を構えている
  • 排水設備工事に必要な機械器具を所有
  • 欠格要件に該当しない

 

欠格要件とは刑事罰を受けてから2年以内や破産手続きをして復権していない者心身の故障で適切な工事ができない者などがあります。
基本的には代表者が有資格者で必要な機材を所有して営業所(自宅兼事務所可)を構えていれば、それぞれの指定を受けることが可能です。

 

給水装置工事主任技術者

給水装置工事主任技術者は国家資格で、規定の実務経験を3年以上積まないと受験資格を得られません。
合格率は30~40%ほどなので、相応の経験を積んでいる人がしっかり勉強しておけば合格できる難易度です。

 

個人親方で給水装置工事主任技術者が直接対応してくれる場合は、技術力において一定の信頼があると言えます。
従業員を雇用している中規模以上の水道修理業者は、資格がなくて経験の浅いスタッフが多いです。
ただし、水道修理は相応の経験がないと幅広い不具合を解消できないため、1人前になるまではスキルが高い先輩や上司と同行して育てられています。

 

指定設備工事責任技術者

こちらは市区町村などの自治体へ登録するもので、資格の名称は自治体によって違う場合があります。
(排水設備工事責任技術者や責任技術者と呼ばれることもある)

 

登録要件は自治体によって違いますが、実務経験の要件を満たして都道府県が実施する試験に合格し、成年後見人ではないなど欠格要件に該当しなければ登録できます。
国家資格の給水装置工事主任技術者より難易度が低い資格ですが、受験資格に実務経験5年以上などと定めている自治体が多いです。

 

危険物取扱者

水つまりに使う業務用の薬剤は危険物取扱者でないと扱えないものがあります。
危険物取扱者の資格は甲種・乙種・丙種があり、乙種や丙種で特定の薬剤を使えれば十分です。

 

水道修理業者は様々な資格が必要ですが、これらは独立開業する前の従業員の時点で資格を取得するものです。
(大手勤務でも1人で現場に出るには危険物取扱者などの資格保有が望ましい)

 

開業するのは簡単?

 

水道修理業者が使っている工具

 

水道修理業者は法人ではなく個人事業主として開業することができ、法人にする場合でも資本金いくら以上のルールはありません。
なお、水道局の1次側(水道工事)をする場合は資本金500万円以上の法人である必要があります。

 

開業するためにはプロ用の機材一式と営業車両を用意する必要があるため、安く見積しても100万円ほどの初期投資が必要です。
もっとも重要なのは集客力を確保することで、大手のフランチャイズとして独立開業するケースが多く見られます。
高い修理スキルだけがあっても、集客ルートがなければ食べていけない職業です。

 

開業自体は比較的簡単ですが、実務経験を積んで相応の覚悟と成功するための戦略がなければ生き残れません。

 

水道修理業者は儲かる?

 

高圧洗浄を使う水漏れ修理の場合は3~5万円ほどが相場で、利益率が非常に高い職種だと言えます。
1日3~5件の現場を回ることができれば、1ヶ月の純利益がコンスタントに60万円を超えるでしょう。
実際に年収1,000万円以上稼いでいる1人親方が多数いるので、集客さえできれば儲かる業界です。

 

一方で集客力を確保するために深夜や土日祝日も対応するなど、激務を強いられるケースが多く見られます。
また、集客力が低い理由で1日1~2件の依頼しか入らず、生活資金を稼ぐために悪質な高額請求をしてしまうケースや、有資格者1人いれば要件を満たす制度から未熟なスタッフを現場に送り出す悪徳業者も存在します。
リピーターを獲得しにくい業種ということもあり、ポータルサイトや大手からの外注ポスティング広告などで安定した集客力を確保し、ネットで良い評判を得ることが大切です。